とらぞうのどらいぶ日記
 GOLDEN号GO! 

Vol.01
〜喜多方 ラーメンの巻(前編)〜


1996年 9月 9日(月)〜10日(火)

本日のコース
〜保土ヶ谷バイパス〜首都高速道路〜浦和IC〜(東北自動車道)〜郡山JCT〜(磐越自動車道)〜猪苗代磐梯IC〜五色沼〜桧原湖〜喜多方市街〜会津若松市街〜会津若松IC〜(磐越自動車道)〜郡山JCT〜(東北自動車道)〜浦和IC〜首都高速道路〜保土ヶ谷バイパス〜


普段より1時間早い7:30起床。 外を見るとまだ曇り。 8:00集合8:15出発なので、さっさと家を出る。 集合場所に着く頃、雨が降り出した(5分遅刻してしもた)。 まだメンバーが揃っていないので、すでに到着していたジョン・ノレン(以下ノレン)とマサユキとおらの3人でルートの確認。 地図をみたらヒエー!ほとんど思いつきで「ラーメン食べに行こう」って決めたので(幹事の特権さ、宿の予約も5日の木曜日だし)気が付かなかったけど、喜多方って遠いのね、福島って広いのね。 ところでノレン、何だって…おい、何しとるとよー。
トホホ その1
買ったばかりのトランシーバーを持ってくるのを忘れたんだと。
まあ家が一番遠くて、5時起きと言うから寝ぼけていたんでしょう
(この時は、おらもそんなに必要性を感じてなかったけど、
みんなやることバラバラで、あった方がよかったです)。
それよりさ、もう8時半なのにヒロキがまだ来ないよ! ヒロキは車で途中、田治邑鮫彦(たじむらさめひこ 以下鮫彦)を拾ってくることになっているんだけど、どうしたんでしょ。 ヒロキの自宅にTELしてみると…ヒエー! 何しとるとよー!!
トホホ その2
ヒロキはこれから朝食って時に、鮫彦から怒りの電話があって
「時間を1時間間違えた!」と叫んで出ていったとさ。 メシ抜きの刑となった。
予定の1時間後に今回のメンバー、鮫彦、ノレン、ヒロキ、マサユキ、とらぞうの5人が揃い、マサユキ号(ノレンとマサユキ)ととらぞう号(鮫彦、ヒロキとおら)の2台で出発(ノレン号とヒロキ号は集合場所に置いてく)。 時すでに9時半。 だ、大丈夫ですかね? でも、いつもこんな調子です。

9:30 出発。 保土ヶ谷バイパス、横浜バイパスを抜けて首都高は湾岸経由でサクサクっとハイッ、川口ICで〜す…と思いきや、ご想像の通り渋滞です。 渋滞渋滞、よく言われてるけど細長い駐車場と化しています。 集合時間を決める時、ヒロキが「首都高の渋滞を避けて、朝の5時頃出発しよう」と言っていたのが、みんなのブーイングであえなく却下されたのでした。 マサユキ号とはぐれてしまったけど、多少の渋滞は覚悟の上よ。 首都高と云う長〜い駐車場で昼の12時を迎えてしまい、ヒロキはとうとう腹が空きすぎて後部座席で気絶してしまった。 おらも腹減ったあ。 川口インターを通過する頃、それまで止んでいた雨がまた降り出してこりゃまた大変…ヒエー! いっけねー。

トホホ その3
最近パソコンばかりいじって、愛車をかまってやってない。
フロントガラス用のワックス(レインX)なんて当然トランクに入れっぱなしで、
フロントガラスは水をはじく事をしないのであった。 でも、あんまりトホホじゃないか。
時速制限されているんだけど、それでも雨粒のおかげで前が見えない。 前に車が走っていたら、水しぶきでなおさら。 恐ろしいことに、テール・ランプも見えないのよ。 やっぱりトホホ。

12:30 事前の打ち合わせの通り、はぐれたときに落ち合う事になっていた蓮田SAで休憩。 早速、ヒロキは握り拳大もあるいなり寿司を(一人で3個も!!)食べてた。 鮫彦は団子の盛り合わせを買ったので、二本恵んでもらいました。 15分程で合流したので蓮田で昼飯にしよう…と思ったけど、異常に込んでいるので佐野SAまで行くことにする。

佐野SAだ!! メシだ!!
「佐野と言えば、ラーメンが有名ですよね」
と鮫彦が言うので、おらはついラーメン定食(自家製ラーメンと半チャーハンのセット \880)をオーダーする。 おらは前日、職場の近所にあるラーメン屋で“半チャンラーメン”を食べたばかりで、明日もラーメンを食べるというのに好きですねー。 ハイ、好っきでーす。 ちなみにおらの好きな料理は、1位カレー、2位スパゲティ、3位ラーメンの順になってます(子供みたいだと言わないで。 好きなものは好き!! う〜ん、ソバも好きだなあ)。 ノレンもラーメン定食をオーダー。
鮫彦、ヒロキとマサユキはなんとソースカツ丼(ヒロキはさっき、でっかいいなり寿司を3個も食べたのに…。 ソースカツ丼ってのは丼メシの上に、キャベツそしてトンカツが乗っかっている物で、トンカツ定食がそのまま丼になった様な物ですね \750)をオーダー。
ああ、思い出しますソースカツ丼。 2年前、ソースカツ丼を求めて鮫彦、ヒロキとおらの3人で群馬までドライブしたのでした(なぜ群馬というと、ヒロキが食べたことあるって言ったので、わざわざ食べに出掛けたのに…でも何処にも無くて、フツーの卵とじカツ丼を食べてきました。 そして暫くして、すかいら〜く系の和食レストランにあったのを発見した、という悲しさ)。 さて、ラーメン定食のお味の方は…。 う〜ん…。 手打ちの麺はラーメンと言うより、ラーメン味の細いうどんって感じで、麺が柔らかい。 スープは薄味でちょうどいいかも。 チャーハンの米は良いもの使ってますよ。 そしてソースカツ丼のお味は…。 う〜ん…。 おらが思うには、カツが小さい(味覚とどんな関係があるの!!)。 味については鮫彦の口数が少なかったと言うことで、一つヨロシク。 可哀想なので、おらのラーメン・セットに付いていた杏仁豆腐をあげた。

メシを食ったら元気100倍。 ぴゅ〜っと出発(でも、もう14時半)。 阿武隈PA、郡山JCTを経て磐越自動車道。 この道はまだ新しくて、対面通行部分がある(トラックがガンガン走ってて恐いっすよ)。 猪苗代磐梯高原ICを下りてひたすら北上…そして北上すること約20分、五色沼の看板が見えた。 おら達が泊まるのは裏磐梯ロイヤルホテルです。 17:15到着!!

チェック・インの時、フロントの人から「食事はお好きな処を選んで予約してください」言われたので、早速部屋でミーティングをする。 渡されたパンフレットには午後6時締め切りと書いてある。 何食べよ? でも、昼飯食べたのが遅かったので、あまりお腹が空いていない。 ねえ、何にしよう。
「和食が食べたい」
ゴメンなさいね、和食レストランは運が悪く休みだと(ノレンは胃が悪くて、脂っこい物は食べられない。 でもさっきラーメン定食を食べてたぞ!?)。
「ステーキとか焼き肉だったら、やっぱり和食の方がいいなあ」
だからー、和食レストランは今日休みだっつーのっ。 肉は福島牛だよ。
「ペンションみたいだけど、フランス料理のフルコースもいいなあ。 でもナイフとフォークじゃ疲れるよ」
んー、おらは最近、ナイフとフォークで食事したことないから、たまにはいいかなあ。
「箸でご飯じゃなきゃヤダー」
「山に来て寿司じゃあなあ」
ああ、うるさい。 さて…ふと時計をみると、ヒエー!

トホホ その4
夕食の予約申し込みの締め切り時間である、18:00を過ぎているではありませんか。
 もお! 民主的にやってると、会議の時みたいになかなか決まらない。
おらとしても幹事とかいって宿をとっただけで、後は行き当たりばったりなのであまり大きなことは言えないです。 もー、ホントにトホホだけど、町に繰り出して地元のメシ屋で食べる方がかえって良かったりして。 そうしよう、そうしよう、車で出かけよう。 ほなその前に、温泉だっ。 平日で宿泊客が少ないせいか、大浴場も露天風呂もガラガラで貸し切り状態。 泳いでも恥ずかしくない!! ふっふっふ…しっかり泳いだ。 露天風呂は10月にもなると紅葉が見られて、風情があるだろうなあ。 極楽極楽。 

みんな風呂から戻ってきたので出発!! おらは晩飯の時は晩酌をしたいので、マサユキ号1台で行く(マサユキは下戸なの)。 猪苗代町内を適当に走っていると、食事の出来る喫茶店があった。 看板に定食と書いてある(旅行に来て、晩飯がトーストやナポリタンじゃあねェ)。 駐車場に車を入れて、入ろう入ろう…おっとお、その横50メートル位先(間は畑で障害物がない)に、もっとメシ屋っぽい食堂があった。 見つけたノレンが一人で走り出していくしー。 そ、そんなに和食にこだわるかあ!! 残された4人は落ち着いて、車を出してノレンの後をついて行く(虚弱体質なのに、元気なノレン)。 もう7時半だしね、ここに決めよう。 猪苗代町城南にある、ばんらいです。

中はフローリングでテーブル4つ。 奥の座敷ではカラオケで盛り上がっている。 ノレン残念、中華料理がメインの食堂でした。 メニューは写真入りで非常に見やすい。 さて、何にしましょうか。
鮫彦、ノレンとおらは中華定食で、海老チリと豚肉ピーマン炒めのセット\1,500。 鮫彦はそれプラス餃子。 ヒロキは八宝菜定食\1,200と玉子スープ\450。 マサユキは野菜炒め定食\850で、経済的。
一番最初に出てきたのはマサユキの野菜炒め定食。 異常に盛りが多い。 物価の違いでしょうか? ヒロキの八宝菜も、すごい盛り!! しかも、八宝菜と玉子スープが同じ具!! あっはっは…これじゃあ食べきれないでしょう。 お見せできないのが残念です、あっはっは。 中華定食も当然スゴイです。 このボリュームが毎日続いたら、つらいなあ。 普段の2食分だね。 餃子を一緒に頼んだ鮫彦はさすが、ひるまずベルトをゆるめて根性で平らげてしまった。 マサユキとヒロキは、ボリュームに負けて残してしまった。 おらは残さず食べたけど苦しい…ゆるして、もうこれ以上食べられません。 この量を平らげる福島県人っていったい…。 
全員お腹一杯で満足です。 ごちそうさまでした。

苦しい苦しいと言いながら、ホテルへの帰り道、コンビニに寄り道してビールやスナック菓子などをしこたま買ったのでした。 TV見たり、ビール飲んだり、菓子食ったり、風呂入ったり、ゲームしたり、夜はゴロゴロ過ごして夜中の1時くらいに寝た。

ほな、また明日。


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