2001年 5月20日(日) |
10:00 江戸東京博物館
| 今日はいよいよ日本橋! でもその前に、“教科書”に「旅に出る前に立ち寄っておくのも一興」と書いてあるので、ウォーミングアップのつもりで寄ってみました、江戸東京博物館。 JR東京駅から秋葉原駅で乗り換え、JR総武線両国駅まで約15分。 10:00西口で降りると目の前に国技館。 夏場所中のせいか、入口にカメラを持った相撲ファンらしい白人女性が数人いる。 力士が到着するのを待ってるんだね。
館内はスゴいぞ! 日本橋のレプリカが飾ってある、ってゆーかレプリカの日本橋を渡って江戸の町に入る、みたいな設定になっている。 あんまり面白いので2時間半も見学してしまった。 ヒエー!
さて、ここから本番! 腹ごしらえをして、いよいよ日本橋! JR東京駅東口の八重洲口から真っ直ぐ八重洲通りを歩くと東海道に出る。 ブリヂストン屋本社のある交差点を左折して日本橋に向かう途中、喜多さんがおらの持ってる“教科書”を「買いたい」と言うので丸善屋に寄る。 さすが日本橋店。 “教科書”は面出ししてあった。
しかし、今でも東海道を歩く人は大勢いると思うけど、こんな中途半端な時間から歩き出す人はいないだろうね。 まわりはビルばかりで殺風景なイメージがするけど、いろんな会社のオフィス(本社)が歴史的な古い建物だったり、百貨店やブランド・ショップなど、商品がディスプレイされてあるので見ていて飽きない。 日本橋の右手にとらや、左手に山本山など、名前は聞くけどおらにはあまり縁のない(泣)老舗がさりげなくたたずんでいる。 京橋を過ぎるとそこは銀座。 その前になぜ「京橋」? 日本橋から京都に向かって最初の橋だから名付けられたんだって。 江戸っ子はせっかちだ。 左手に京橋碑(石の擬宝珠)。 右手には江戸歌舞伎発祥之地碑。 猿若(中村)勘三郎がこの場所で興行したのが寛永元年(1624)のこと。
銀座といえば金座はないの? 現在の日本銀行本店だって。 やっぱり、東京駅から日本橋へは八重洲通りを通っていこう。
そして右手に文化二年(1805)め組の喧嘩で有名な芝大神宮。 戻って大門交.を右折すると、徳川家の菩提寺、増上寺。
札の辻を過ぎると、石垣が歩道をふさいでる。 「歩けないじゃんか!」と思って通り過ぎようとしたら、ここが高輪の大木戸。 歩道をふさぐほど大きいど。 …。
う〜む、と考えているうちに泉岳寺交.を渡って泉岳寺。 赤穂浪士で有名なのでハデなお寺を想像していたけど、こぢんまりとして質素な感じ。 R15から離れ静かなので、ホッとして15分休憩。 泉岳寺を過ぎるといよいよJR品川駅。 人通りが増えてきた。 ここで今日の旅を終えて帰りたい気もするけど、まだ品川宿ではないので、もうひと頑張り。 そう、駅を作る時に品川宿に反対され、北のはずれ、今の港区に設置されたそうで、そのために品川駅の南に京急「“北”品川」駅がある。 知らないとビックリ。
駅を過ぎると緩やかな上り坂。 八ッ山交.を左折すると道路が二俣に分かれるので、右手の狭い道を目指す。 京急の踏切を越えると旧東海道。 この八ッ山コミュニティー道路ってのが工事中なので、将来はもっと分かりやすくなるだろう。 ガイド本で見たことのある「東海道品川宿 お休み処」があったので、17:50今日の旅はここまで。 お疲れさま。 あまり予習してないし、初日でどうなるか分からなかったけど、無事に着けたのでホッとした。 今日はほとんどR15の歩道を歩いてるだけみたいな旅だったけど、楽しかったね。 JR品川駅のKIHACHI CAFE茶屋けいきゅう品川店でごまアイスを食べて帰りました。 |
おまけ | |
所要時間(休憩除いた正味時間) | 3時間05分(約2時間40分) |
万歩計の歩数 | 13,375歩 |
経費 | |
往路:JR戸塚駅→JR総武線両国駅 | 690円 |
寄道:JR総武線両国駅→東京駅 | 150円 |
帰路:JR品川駅→戸塚駅 | 540円 |
江戸東京博物館入館料 | 600円 |
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