2002年 6月 8日(土) 日坂宿は難所、小夜の中山の西側にあるので、西坂が転じて日坂となったという小さな宿場。 宿場より有名なのが夜泣き石。 人が大名行列の前を横切ると斬られたのに、ずっと道の真ん中にあった。
|
16:25 旅籠屋萬屋
| 扇屋本陣跡で喜多さんがタバコを一服した後、16:20スタート。 とりあえず日坂宿は掛川市内だけど終点の掛川宿はまだまだ先。 今日のルートは今までの最長距離17.4kmを歩くので時間がかかると思っていたけど、寄り道が多すぎたかなぁ?
右手に問屋場跡。 並びの商店が脇本陣大黒屋跡。 日坂宿最後の問屋役だった伊藤家(藤文)には白塗り&なまこ壁の藤文蔵、安政年間(1854〜60)に建てられたという旅籠萬屋と続く。 左手に上旅籠川坂屋。 川坂屋は一般開放されているので内部を見たいと思っていたら、さすがにもう午後4時を過ぎているので戸も窓も閉まっていた(泣)。 右手に「天保七年亥八月」と刻まれた常夜灯。 並びの高札場跡には立派な高札が掲げてある。 そして逆川古宮橋手前に下木戸跡。 もともと宿場自体が小さいため、見どころが凝縮されいるためかアッという間に回り終えてしまった。
16:40左手に岡田製パン(日坂174)屋。 “お茶”食パンがあるというので寄ったけど売り切れ(泣)。 代わりにオリジナルのメロンパン(126円)を買う。 色々あったけど静かな旧道を歩けて充実。
ここからは歩道歩きで、左側を歩く。 17:10日坂バイパス八坂IC交.で旧道が県道からR1になる。 事任八幡宮入口に八坂歩道橋があったのに、2つめの八坂歩道橋を左に旧道。 左手の塩井神社は鳥居と社殿の間に逆川が流れている。 橋がない代わりに板が架けられていて…川で禊ぎをしてから参拝する? R1の歩道歩きは短く、再び左に旧道。 さっきの旧道に比べると民家が少ない。 左手に鳥居のない諏訪神社。 R1合流地点に本所歩道橋があり、掛川市内に入ると歩道橋が目立つ。 おらたちも今は元気だけど、年取ったら歩道橋の上り下りはキツいだろうね。
R1沿いは特に見どころはなくダラダラと歩道歩き。 17:50千羽交.右側にサンクス茶屋。 この付近は当時立場で、タイミングよく10分休憩。 水分を補給したので元気。 よく見ると農家の間に田んぼや竹林があってのどかな田園地帯。 18:10本村橋交.を左に旧道。 左手にポツンと祠付きの馬頭観音。
逆川の馬喰橋を渡ると左手に葛川一里塚&常夜灯がセットになっている。 その向かいに振袖餅のもちや。 食べてぇ〜けど、こんな事情なのでパス。 いよいよ掛川市街らしく、道路が拡幅されて歩道がついた。 歩道があって歩きやすい代わりに旧道の面影が失われていく…と思ったら、工事が途中で終わっている。 兼子酒店屋を左折。 さらに右折して常夜灯を左折。 そして右折すると正面に古い民家。 また右折すると右手に塩の道道しるべ。 左折するところに東番所跡。 ああ、確かに七曲がりを通っているんだと分かったけど、兼子酒店屋の横に道しるべがあったらよかったのにね。 もう一度右折して、塩沢機械店屋を左折すると旧東海道。 七曲がりといっても8回も曲がった。 ふぅ。
今日は箱根以来の泊まりで、予約している旅籠屋の前が終点。 ふと右手を見たら左手にあるはずの旅籠屋がある。 また曲がり損ねた! 疲れているせいか思考能力も集中力も落ちている。 道を戻ってデイリー茶屋を京に向かって右折。 10分のロス(泣)。 かなり慌てていたので高札場跡、天然寺は立ち寄る余裕もなく、19:15交差点左手に旅籠、桃源郷。 旧道沿いなのが自慢。 さあ風呂に入ってビールだ! …今日はいっぱい泣いた。 |
おまけ | |
所要時間(休憩除いた正味時間) | 2時間55分(約2時間30分) |
今日1日の所要時間(休憩除いた正味時間) | 9時間30分(約7時間15分) |
万歩計の歩数(今日1日の歩数) | 16,320歩(+9,240歩+12,244歩=37,804歩) |
喜多さんの歩数(今日1日の歩数) | 13,351歩(+9,130歩+10,750歩=33,231歩) |
Vol.24 金谷宿← | 2001年夢中の旅 MENU | →Vol.26 掛川宿 |
Copyright (C) 2002 TORAZOU, All Rights Reserved.