2004年 6月 5日(土) 広重の三重川は今の三滝川らしいけど、市内南部の内部川という説も。 海蔵川も昔は「あくら」と読んで、別に阿倉川って地名もあってもう複雑。 その点「4」のつく日に市があったので四日市ってのは分かりやすい。
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12:55 なが餅の笹井屋
| 12:40三ツ谷一里塚跡を出発して、海蔵橋を渡るとカラー舗装してある橋北発展会。 「橋北」というので三滝橋を基準にしてあるんだね。 平成六年(1994)8月に架け替えられた三滝橋は、橋名が右読みになっていて格式が高い。 橋を渡ると左手に笹井屋(北町5-13)。 天文十九年(1550)の創業で、約450年の老舗なので是非買い求めなくては。 竹包みのなが餅7本入りで630円。 終戦後に日永から移転してきた。
名物を買って満足していたら、あれっ?右手に問屋場跡の福生医院。 笹井屋に戻って帯や脇本陣跡(近藤建材店屋)・問屋場跡・黒川本陣跡(黒川農薬店屋)をチェック。 四日市市内は案内板が充実しているのに、何故か宿場の中心地だけは素っ気ない。 場所が分かっているので案内板が欲しいなぁ。
R1に合流。 さすがに市街地は片側2車線だ。 諏訪町北交.で横断すると、旧道はライオン通りという名のアーケード街に変身。 何故ライオン? 車道の両脇に屋根のある商店街はよく見かけるけど、完全屋根付きで歩行者天国のアーケード街は初めて。 13:25繁華街なので何か食べようとウロウロして、すずらん通りを右折して左の路地に入るとスパゲティの店田部(諏訪栄町19-5)茶屋。 名古屋で時々見かけた鉄板焼きスパゲティで、モカソフト(または飲物)付きのイタリアンスパ・セット(720円)で40分休憩。
14:05スタートすると近鉄とJR関西本線の四日市駅同士を結ぶ中央通り。 ここを今日の終点にする予定だったけど、進む。 信号も横断歩道もない広い通りを走る! よい子は真似しないで!
鹿化橋は狭い上に渡るとすぐ右・左にカーブするためか、車同士がすれ違えず渋滞している。 14:40右手に国指定重要文化財の不動明王像が安置されている大聖院。 黒いトタンの倉庫を過ぎた途端に日永一里塚跡。 …。 旧道の道幅が狭いため、石柱が倉庫と民家の隙間に申し訳なさそうに建っていて、県指定史跡なのに案内板がないので目立たない。 向かいが商店で自販機が並んでいるのが目印。
日永の車の多さはハンパじゃなく、東海道“旧道”部分での交通量は金メダル級? 意外と難所。 カーナビがどんどん普及しているので、片側1車線のR1が渋滞すると、車が便利な抜け道「旧東海道」に集まり、住宅地の生活道路としてはかなりヘヴィー。
R1に合流。 追分交.でR1とK407の叉のところに県指定史跡の日永の追分。 伊勢街道との分岐点で伊勢神宮二の鳥居と嘉永二年(1849)製の太い追分道標が目印。 追分は間の宿というので賑やかだったんだろうね。 笹井屋も元は日永にあった。 右のK407を進み、踏切を過ぎると左に旧道。 その左手に追分駅。 旧道入口が広いので「もしや!松並木の跡?」と思ったけど分からない。 右手の追分まんじゅうを横目に小古曽の集落。 古い民家はないけど、日永と違って車が数台しか通らず、ひっそりとしてイイ感じ。 “空気”が旧道らしくおごそかな雰囲気。 …。 宿場ではないのに旧道は右折左折とカーブする。 『さんさくマップ』に左手の病院付近に1本松とあるけど見あたらない。
小古曽三丁目交.でR1にぶつかる。 旧道は横断して進むけど、16:00今日の旅はここで終点。 まだ四日市市内だけど、内部駅から市街に戻ることにする。 さすがに終点駅なので駅員がいるけどローカル具合がイイね。 約30分待って16:35発車。
今日は珍しく足にマメができたので、ドラッグストア屋を探しながら近鉄界隈やアーケード街をさまよう。 キャッチが多くて歩きづらい。 アーケード街に何故かボコッと広い空き地。 古い案内板を見つけたらジャスコ屋の跡だった。 四日市出身の岡田屋ジャスコなのに駅前は撤退して、どんどん郊外に移ってしまうんだね。 今日は見どころが多かったけど、寄り道が少なかったせいか予定より進むことができてヨカッタ。 しかし旧道の車の多さにビックリして集中力が低下していたせいか、普段オートで撮っているのにマニュアルに切り換えたまま忘れて、露出オーバーの写真ばかりになってしまった(人のせいにする)。 サングラスしてるし…ふぅ。 |
おまけ | |
所要時間(休憩除いた正味時間) | 3時間20分(約2時間30分) |
今日1日の所要時間(休憩除いた正味時間) | 7時間55分(約6時間20分) |
万歩計の歩数(今日1日の歩数) | 12,587歩(+20,576歩=33,163歩) |
喜多さんの歩数(今日1日の歩数) | 11,218歩(+18,883歩=30,101歩) |
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