2004年 4月 3日(土) |
06:50 バームクーヘン?
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JRムーンライトながらで5:59熱田駅着。 神宮前商店街を通り、神宮前駅手前のロアール(熱田区神宮3-5-8)茶屋でモーニング。 再び熱田神宮でお参りするため東海道「宮宿の巻」を逆にたどると、永禄三年(1560)織田信長が桶狭間の戦いで勝利した礼として奉納した信長塀。 前回慌てていたので気が付かなかった。 追分から引っ越してきた元源太夫社の上知我麻神社にもお参りして、7:30寛政二年(1790)製の三叉の道標を出発。
すぐR1に阻まれるので、熱田神宮南歩道橋で横断して熱田神宮前を左折。 蔵福寺に寄るのを忘れ、R19を右折。 白鳥歩道橋で左側の歩道に移るとブロック塀に白鳥御陵道標。
R1が片側4車線で驚いていたら、R19は片側5車線で歩道が2車線分ある。 さすが名古屋だけに歩道自体が旧道1本分の道幅。 7:50車道に向かって熱田神宮第二神門址。 撮影が危険だけど外側のレーンを走る車がなくてヨカッタ。
青大悲寺は塗装中のために案内板がない。 応永三十二年(1425)製の鉄観音は県指定文化財で道路側にある。 新尾頭交.に熱田神宮第一神門址。 やはり碑が車道に向かっていて、左折する車が走ってくるので撮影はかなり危険。 ビルが林立する金山新橋交.に文政四年(1821)製の佐屋路道標。 左折する佐屋路と真っ直ぐ進む美濃路との追分で、左折してK115を進む。 歩道がフツーの幅になって、尾頭橋にはお父さんがいっぱい。 …。 JRAウインズに吸い込まれていく。
尾頭橋ショッピングセンターを過ぎて東海道新幹線津島街道架道橋をくぐると右手に唯然寺。 境内に津島街道五女子一里塚跡。 佐屋路は道中奉行が管理したので一里塚があった。
途中の丁字路で何故か“四方”に信号! 余った信号機が歯医者に向いている。 中川福祉会館に佐屋街道碑。 この付近に立場があったというので10分休憩。 ここも丁字路なのに“四方”に信号があり、余った信号機は福祉会館2Fとにらめっこ。
歩道がなくなるとレトロな感じの常盤商店街。 松葉町1交.から線路を高架にする工事のために通行止めなので、10:00「じゃあ」と左折して寄り道。 西臨港貨物線蟹江街道架道橋をくぐり万町東交.を左折。 南下して荒子一丁目交.を斜めに進むと、桜満開の荒子公園の奥に尾張四観音の1つ荒子観音・観音寺。
さらに寄り道。 地面に描かれた道案内「犬千代ルート」を進む。 住宅地の中に天文年間(1532〜55)に前田利家の父利昌によって築城され、天正九年(1581)に廃城になった荒子城趾。 利家は天文六年(1537)?に誕生したらしい。
11:20通行止めにつき烏森駅で迂回すると、旧道と交差する十字路は交通量が多いのに信号がない! 「ない」といえば踏切時代にはあった名残の松も、今は『佐屋路』の中だけ…。 11:45右手にスパゲティ専門店サントロペ(中村区岩塚町1-30)茶屋。 あんかけスパゲティーだ、ラッキー!と思ったら、メニュー内にはなくて、何種類かあるソースの1つで「イタリアン」というあんかけソースを選んで「バイキング」(コーヒー付けて880円)、喜多さんは「オムレツ」(〃830円)を注文。 複雑。 45分休憩。
12:30スタートすると、そろそろ佐屋路1番目の宿場岩塚宿。 佐屋路が開設された2年後の寛永十三年(1636)に設置された。 石橋の手前に一里塚があったそうだけど、場所は分からない。 石柱が埋まっている右手の路地を進み、名古屋高速万場線をくぐると、尾張三奇祭の1つ「きねこさ祭」で有名な式内社七所社。 境内に日本武尊腰掛石や円墳があるけど、ここは舞殿だけじゃなく、その前に衝立?まであるので面白い。 名古屋は食文化だけじゃなく、神社の施設配置も個性的。 神社の横に万場大橋に出る階段があるけど、渡しがあった風景を見たいので旧道に戻る。
庄内川の堤防に上がると交通量が多いのでおっかない。 対岸は堤防の背が高いせいか、マンションが見えるだけで民家の屋根は見えない。 道路が2段重ねになっている万場大橋を渡って左折。
旧道に出ると佐屋路開設当初からある宿場万場宿。 しかし万場宿と岩塚宿は近いため2ヶ所で一宿場と見なされ、月の上旬が万場宿、下旬が岩塚宿で継ぎ立て業務を行った。
新川にぶつかると右手に祠。 角には須な子はし石柱が倒れて道に埋もれている。 現在の砂子橋は架け替え工事中。 13:50対岸が立場だったそうなので、コンクリートに腰掛け10分休憩。
再び右カーブするとすっかり田園地帯。 狐海道東交.を左折。 「狐」なんて昔はかなり寂しい場所だったらしく、字名として残っているのがウレシいね。 K68は道幅が狭くて歩道がないのに、車が多くておっかない。 秋竹橋を渡ると秋竹交.にセブン茶屋。 14:40この付近は立場だったそうなので飲物を買って10分休憩。
安松交.では休まつ進む。 …。 周りは田んぼで、直線道路でもイイ雰囲気。 蟹江川では車は下田橋、歩行者は左側の弓掛橋を渡る。 この一角だけ民家が並び、旧道らしい風景。
津島市となり、神守交.を渡ると歩道がなくなり、右手に神守一里塚。 塚が残っているのでありがたい。 しかし車が多くて写真を撮るのに時間がかかる。 ここで終点と思っていたんだけど、この先にバス停があるので先を進む。
バス停「東神守」から名鉄バスで名鉄バスセンターに向かう。 15〜20分間隔でバスがあるので便利。 ぼんやりと景色を眺めていたら、佐屋路を過ぎた大治町に、バス停「西條」「東条」なんて、条里制の名残の地名がある。 名古屋駅で東海道の先輩方を見送って、平和湯(中村区亀島2-11-8/14:00-23:30/月曜定休)で一風呂浴びる。 炭風呂なんて凝った湯船があり感激。 おかげでグッスリ。 |
おまけ | |
所要時間(休憩除いた正味時間) | 8時間10分(約6時間35分) |
万歩計の歩数 | 33,181歩 |
喜多さんの歩数 | 31,840歩 |
経費 | |
往路:JR東海道線戸塚駅→熱田駅「青春18きっぷ」 (JR戸塚駅→熱田駅普通運賃) 往路:ムーンライトながら指定席券 |
2,300円 (5,460円) 510円 |
宿路:名鉄バス東神守→名鉄バスセンター | 440円 |
平和湯入浴料 | 380円 |
参考図書&LINK | |
『佐屋路 歴史散歩』日下英之 | |
姫街道を歩く(http://www.tees.ne.jp/~himeroad/) |
東海道Vol.41 宮宿←┘ |
1歩2歩散歩 MENU | →Vol.05 佐屋路 その2 |
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